【先週の見通しの検証】
マーケット展望20120904 先週のマーケット展望で予想していた流れとちょっと違うような、だいたいあってるような微妙な展開ですね。 それなりに オバマ大統領の雇用対策は増額もあったりで評価もされていだろうし、期待もあってリスクテイク方向に買われた部分もあったのですが... マーケットはむしろ欧州信用問題 ギリシャデフォルト懸念 噂の範疇ですけどね...デフォルトは前々から言われていて...いつかは?って感じで避けられない気がしてます。 むしろそれに伴う金融関連の混乱がどの程度までいくのか?の見極めが必要かもですね。
①ダウが10,992.13ポイント-303.68 (2.69%) 11000ポイント割れとなりました。
②ドルが買われて 米10年債利回りが1.92%まで低下
③ドルインデックスが 77.19まで上昇(他通貨に対してのドル買い)200MAの位置が76.22で上方にブレイクしてます。
④S&Pボラティリティ指数は38.52と高い位置にはあるけど恐怖目安の40は超えてはいないが P&Fの下値目処の31を下方にブレイクするまでは注意は必要。
個人的には 来週に下げ始めると思っていたのですけど...けっこう早く下げた印象です。NYタイムをみているとすごい勢いのある下げにも感じましたが、週末のG7の牽制もあってか、引けにかけてショートは買い戻された感じもします。
【気になる来週のスケジュール等】米系指標では 14日の小売売り上げ 15日の週計の新規失業保険申請件数 16日のミシガン大の消費者信頼感指数 かなと... オセアニアは 月曜日にオーストラリアの貿易収支(あまり影響ないかも) 15日にNZのオフィシャルキャッシュレートです。
来週はむしろ欧州問題が意識される週になるのか?ギリシャ問題の火消し的な週となるのか?注意して見ていきたいですね。 月曜日の週末のNYダウが安かった反応のアジアマーケットの感じの見極め(月曜日の夕方くらいまで)は重要かと思います。 来週よりむしろ再来週のFOMC(21日の水曜日)が注目かな?と思ってます。ここで QE3的な発表をするのか?どうか? マーケットはそれを期待して上げ転換を予めするのか?どうか?ですね。
【来週のトレード方針】現状持ち越している クロス円ロング&オセアニアストレートのロングは 持ち越し予定で ユーロ売りに対してのヘッジとして使います。※もちろん持ち上がる場合はケースバイケースでクロス円ロングは利食いでクローズしますが...イメージとしては
ユーロ円の戻り売り、オセアニア通貨の押し目買いです。 結局先週と同じなのですが... あげたところのユーロをコツコツ売っていてなんとか負けずに済んでいるのも実情です。 なんとなくですが...すでに米系勢、欧州勢は ストレートを中心にロングポジは切らされていて 新規のショート構築に入った?感じがしなくもないです。 逃げ遅れてるとすれば本邦勢の円買いですが...微妙なのは ドル買いの方向だと ドル円は微妙に下げない状況だったりします。 現状 ユーロ円は別ですが クロス円(とくにオージー円、NZ円)の ダウの下げ幅の感じからして、押しは深くなってないです。
今週は週末に下げましたが、来週は 再来週のFOMCを睨んで週末に上げるような気がしてます。ただし週全般としては金融マーケット不安的な 下げがくるかもですね。とくに NYマーケットでの下げが一番こわいかな?と思います。
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